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神 出会い

年齢確認 神待ち
僕と彼女との出会いは今から7年前。
まだ16歳の高校生だった彼女が父親の再婚相手である継母からの嫌がらせに耐えかねて家出していたところを、神様として僕が拾ったんだ。
僕が当時28歳で、一回りも年齢が違ったので女性というよりは妹のように感じたのを今でも覚えている。
初めて会った時、彼女は散々な嫌がらせを受けていたせいかひどく痩せていて、まだ若いのに人生に疲れきったような顔をしていた。
雨が降っているのに傘もささずに待ち合わせ場所に現れた彼女は全身ずぶ濡れで、思わず握った手は氷のように冷たかった。
慌てて車に乗せて僕の自宅に連れて行き、シャワーを浴びさせて温かい珈琲を淹れてあげた。
すると彼女はとても申し訳なさそうに「神様、私はブラック珈琲が飲めません」と言い、僕が笑うと彼女もつられて笑った。初めて見る彼女の儚げな笑顔にグッと引き込まれるような気がした。
そんな出会いから始まって、彼女は度々僕の家に足を運ぶようになる。
家にいても居場所がないのだそうで、気の毒に思った僕はあまり細かい事を言わず泊めてあげたのだけど、当時まだ彼女が高校生だったので内心はヒヤヒヤものだった。
彼女は高校を卒業すると地元の小さな会社に勤め始める。
そうすると殆ど僕の家に入り浸りになった。
初めの頃はできなかった料理もうちで作るうちに覚えて、夕飯を作って僕の帰りを待つようになった。
妹のようにしか思えなかった彼女も社会人になると急に大人びてきて、いつしか僕らは男女の関係となった。
今でも時々、おどけた様子で僕の事を「神様」と呼ぶ、可愛い彼女。
7年前の出会いから本当に色々あったけれど、いつの間にか彼女は僕にとってかけがえのない存在となっていた。
明日でちょうど7年。初めて出会った場所に彼女を連れて行って、結婚の申し込みをしようと思っている。
神待ち
家出掲示板
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# by rcxgs02 | 2013-11-13 11:55